【凱旋門賞】伏兵トルカータータッソが優勝、クロノジェネシスは7着

2021年10月04日 00:12

 今年で記念すべき100回目を迎えた仏G1凱旋門賞(3歳以上牡・牝、芝2400m)が現地3日にパリロンシャン競馬場で行われ、ドイツのトルカータータッソ(13番人気)が激しい先行争いの背後で流れに乗ると、直線一気に末脚を炸裂させて突き抜けた(3/4馬身差)。走破時計は2分37秒62(重)。

 2番人気のタルナワが1番人気ハリケーンレーンとの2着争いを短アタマ差で制し、ディープインパクト産駒のスノーフォール(4番人気)は後方追走から6着まで。日本のクロノジェネシス(3番人気)は果敢に先行するも7着、ディープボンド(6番人気)は中団より後ろからの不本意な形となり最下位の14着に沈んだ。

 確たる逃げ馬不在の中で先導役に名乗りを挙げたのは武豊騎乗のブルーム。しかし、アダイヤーが坂の上りで徐々にポジションを上げて先頭に替わる。外枠のクロノジェネシスは1頭だけ離れた位置から徐々に馬群に寄り、ブルームとともにアダイヤーの背後を固めて坂を下った。

 トルカータータッソはこうした前半の出入りを冷静に見送って好位から中団に下げ、最内のタルナワ、中のハリケーンレーンと並んでフォルスストレートに進入。その後ろからスノーフォールが続き、外にディープボンドが並んで直線へ向かった。

 先頭のアダイヤーはオープンストレッチを迎える前から仕掛け、これにクロノジェネシスも追撃。しかし、内からタルナワ、外からハリケーンレーンの勢いが勝り万事休す。さらに残り200mで大外からトルカータータッソが強襲し、逃げ粘るアダイヤーを3頭で抜き去ると、最後の50mでトルカータータッソが伸び勝った。

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