メディーナスピリット、米G1オーサムアゲインSを逃げ切りで圧勝

2021年10月04日 11:18

 現地2日、米サンタアニタパーク競馬場にてG1オーサムアゲインステークス(ダート9ハロン)が行われ、今年のG1ケンタッキーダービー馬メディーナスピリットが圧巻の逃げ切りを決めた。

 スタートしてすぐにハナに立ったメディーナスピリットは、2番手以下をあまり離さずレースを先導。直線に入って仕掛けられるとあっという間に後続をちぎり、2着の伏兵スティレトボーイに5馬身差をつける完勝だった。

 G1パシフィッククラシック勝ち馬トリポリは4着、G1サンタアニタハンデキャップを制したアイドルは6着と、いずれも見せ場なく敗れた。

 B.バファート厩舎の3歳馬メディーナスピリットはクラシック初戦のKYダービーを制すも後の薬物検査で陽性反応(現時点で最終的な裁定は下らず)。クラシック第2戦のG1プリークネスステークス3着後に休養に入った。8月末のリステッドで復帰勝利後はG1ペンシルベニアダービーを回避し、古馬との対戦となるここでKYダービー以来のG1制覇を果たした。