米牝馬G2ゼニヤッタS、プライベートミッションが重賞連勝

2021年10月06日 11:38

 米G2ゼニヤッタステークス(3歳以上牝馬、ダート8.5ハロン)が現地3日にサンタアニタパーク競馬場で行われ、1番人気のプライベートミッションが2番手追走から第3コーナーで先頭を奪うと、そのまま後続の追撃を許さず2馬身1/4差をつけて完勝した。

 勝ち馬を外からマークした2番人気のアズタイムゴーズバイが2着、ラチ沿い4番手追走の5番人気ミスビッグリーは下がってきた逃げ馬に最終コーナーの手前で詰まる不利があるも、しぶとく巻き返してさらに2馬身1/4差の3着に続いた。

 プライベートミッションはイントゥミスチーフ産駒の3歳馬でB.バファート調教師が管理。昨年10月にデビュー勝ちを飾ると2戦目のリステッドで4着に敗れ、それから7か月の休養を経た今年6月から3連勝とした。重賞は前走のG3トーリーパインズステークスに続き2勝目。この勝利でブリーダーズカップディスタフの優先出走権を獲得している。