ディープインパクトの血を引くブロウアウト、米G1ファーストレディSを逃げ切り

2021年10月11日 10:30

 現地9日、米キーンランド競馬場にてG1ファーストレディステークス(3歳以上牝馬、芝8ハロン)が行われ、ディープインパクトの血を引くブロウアウトが逃げ切った。

 ブロウアウトはダンシリ産駒の5歳牝馬で、母はディープインパクト産駒として初の海外G1制覇を果たした2012年の仏1000ギニー馬ビューティーパーラーという血統。昨秋にG1メイトリアークステークス2着があり、今年5月のG2チャーチルディスタフターフマイルステークスで重賞初制覇を飾っている。

 この日はF.プラ騎手を鞍上に好スタートから逃げを打ち、直線で同じC.ブラウン厩舎所属で同馬主のリーガルグローリーに並びかけられたが、二枚腰を発揮して半馬身差の勝利を収めた。

 この勝利でブロウアウトは116日のG1ブリーダーズカップフィリー&メアターフの優先出走権を獲得。ただし米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、プラ騎手はBCマイル出走への可能性を聞かれて明言を避けている。