米G2フェニックスS、スペシャルリザーブが1番人気に応える

2021年10月13日 11:32

 米G2フェニックスステークス(3歳以上、ダート6ハロン)が現地8日にキーンランド競馬場で行われ、1番人気のスペシャルリザーブが抜群のスタートから2番手に控えると、最終コーナーで先頭に立ちそのまま押し切った。

 後方2番手追走の2番人気アロハウエストがクビ差の2着に追い込み、さらに2馬身差でムーチョ(5番人気タイ)が3着に続いた。

 スペシャルリザーブはミッドシップマン産駒の5歳セン馬で、5月のG3メリーランドスプリントマッチシリーズステークスに続く2度目の重賞制覇。昨年までは条件戦で伸びあぐねたが、今年は前走のG1アルフレッドG.ヴァンダービルトハンデキャップでの2着を含む7戦5勝(2着2回)と急成長を果たし、今回の勝利でブリーダーズカップスプリントの優先出走権を獲得している。