スノーフォール、G1英チャンピオンズフィリーズ&メアズSで完敗
2021年10月17日 11:03
ディープインパクト産駒の英オークス馬スノーフォールが現地16日にアスコット競馬場で行われたG1英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス(3歳以上牝馬、芝12ハロン)に出走。単勝1.7倍の1番人気に推されるも、後方から追い上げ及ばず勝ち馬に3馬身余り離されて3着に完敗した。
レースは3番手追走の4番人気エシャーダ、4番手の2番人気アルバフローラが直線入口から抜け出す構えを見せ、その後ろからスノーフォールも追随。残り2ハロン地点で3頭が1馬身圏内に接近したが、脱落するスノーフォールを尻目に2頭がゴールまで叩き合いを演じ、エシャーダが短アタマ差を守り切る一方、スノーフォールはアルバフローラに3馬身1/2差をつけられた。
エシャーダはムハーラー(その父オアシスドリーム)産駒の3歳馬でシャドウェルの自家生産・所有。デビュー2連勝から臨んだロイヤルアスコット開催のG2リブルスデールステークスで2着後、ヨークシャーオークスではスノーフォールに約37馬身離されて最下位の7着に惨敗したが、それ以来の実戦で立場を逆転すると同時に重賞初制覇を飾った。
エシャーダのR.ヴェリアン調教師は「シャドウェルと将来について話し合うことになる。我々としては彼女をもう1年管理したいが、それは私が決めることではないからね」「彼女は大きな牝馬でレースにも使ってないし、彼女にとって最良の日々はまだ先にあると思うものさ」と現役続行を希望している。
なお、スノーフォールのA.オブライエン調教師は来年について「何も話せることはないよ。(レース後の)彼女の様子を見るが、恐らく今年はこれで終わりだろう」と述べるにとどまっている。