パレスピアが引退、「ベストマイラーの1頭」とデットーリ騎手も称賛

2021年10月21日 11:21

 欧州のトップマイラーとして活躍してきたパレスピアの引退が決定。来年からは英ニューマーケットのダルハムホールスタッドで種牡馬入りすることになった。

 J&T.ゴスデン厩舎に所属していたパレスピアはキングマン産駒の4歳馬。3歳時にはデビューから無傷の5連勝で英G1セントジェームズパレスステークスと仏G1ジャックルマロワ賞を制した。

 秋の英G1クイーンエリザベス2世ステークス(QE2)で3着と初黒星を喫したものの、今年はジャックルマロワ賞の連覇を含めてマイルG1を3連勝。ただし引退レースとなった現地16日のQE2ではバーイードの2着に終わった。通算成績は11戦9勝(重賞6勝)。

 主戦を務めていたL.デットーリ騎手は「自分が騎乗した中ではベストマイラーの1頭」とパレスピアをたたえている。