​ネイチャーストリップ圧巻の逃げ切り、豪G1スプリントクラシックを2年ぶり制覇

2021年11月08日 15:15

 現地6日、豪フレミントン競馬場にてG1スプリントクラシック(芝1200m)が行われ、圧倒的な1番人気に推されていたネイチャーストリップが貫録の圧勝を収めた。

 直線コースの中央で先頭に立ってレースをけん引したネイチャーストリップは、徐々に外ラチ沿いへ進路を取りながら残り300メートル付近でスパート。あっという間に後続を突き放し、最後は流したJ.マクドナルド騎手がゴール前にガッツポーズを見せる余裕の勝利だった。

 3.25馬身差の2着にはスワッツザットが続き、3着にはベラニポティナが入った。

 昨季の豪州最優秀短距離馬に選出されたネイチャーストリップは今季2戦目の豪G2ザショーツで2着と不覚を取ったものの、前走のジ・エベレストを3度目の挑戦で悲願の初制覇。スプリントクラシックは一昨年に1着、昨年は2着で、2年ぶり2度目の勝利となった。