​シャーマン調教師が引退、名馬カリフォルニアクロームなどを管理

2021年11月26日 11:20

 米年度代表馬カリフォルニアクロームなどの名馬を手掛けたA.シャーマン調教師(84)が、引退を発表した。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 シャーマン師は2006年にサイレンルアーでトリプルベンド招待ハンデキャップを制したのがG1初勝利。その後はG1クレメントL.ハーシュステークスをウルトラブレンドで、G1ハリウッドダービーをハイミッシュハイで勝つなど活躍馬を送り出した。

 2014年にはカリフォルニアクロームでケンタッキーダービーとプリークネスステークスのクラシック二冠を制覇。77歳でのKYダービー優勝は史上最高齢記録となった。24日時点での成績は通算2261勝。獲得賞金は4530万米ドル(約52億円)を超えている。

 なおウルトラブレンドは吉田勝己氏に購入されて日本で繁殖入り。カリフォルニアクロームも2020年から日本のアロースタッドで種牡馬として供用されている。