KYダービー長期前売り第1回、スマイルハッピーが実質的な1番人気に

2021年12月02日 11:56

 来春に予定されている米G1ケンタッキーダービーへ向けた長期前売りのフューチャー・ウェイジャーの第1回目(プール1)が行われ、実質的な1番人気にはスマイルハッピーが推された。

 個別に提示された22頭と、「2019年生まれのすべての牝馬」「2019年生まれのその他すべての牡馬およびせん馬」を含めた24通りで最もオッズが低いのは「2019年生まれのその他すべての牡馬およびせん馬」で1.6倍だった。

 スマイルハッピーはK.マクピーク厩舎のランハッピー産駒。11月末のG2ケンタッキージョッキークラブステークスを制してデビュー2連勝とし、9倍のオッズをつけられた。

 事実上の2番人気はG1シャンペンステークスの勝ち馬ジャッククリストファーで11倍。以下はやや離れ、G1ブリーダーズフューチュリティを圧勝したラトルンロールが22倍、G1アメリカンファラオステークスとG1ブリーダーズカップジュベナイルで2着のパパキャップが24倍、G1ブリーダーズカップジュベナイルターフ2着のティズザボムが25倍、G1ホープフルステークスの勝ち馬ガナイトが26倍で続いている。

 なおBCジュベナイルを制したコーニッシュを含むB.バファート厩舎の管理馬は、バファート調教師が2021年のKYダービーで1位入線したメディーナスピリットから禁止薬物反応が出て以降はチャーチルダウンズ競馬場ヘの出走を認められていないことから、個別のオッズからは対象外となった。