【香港カップ】ベルリンタンゴのクルーズ師「2着から5着、6着あたりに」

2021年12月07日 18:50

 香港カップ(G1、芝2000メートル、12日=シャティン)に出走するベルリンタンゴ(セン4、A・クルーズ)は昨秋に英国から香港へ移籍し、今回が香港での重賞初挑戦になる。

 従化トレセン(中国にある香港ジョッキークラブの施設)で調整を行っており、クルーズ師は「G1に挑戦するのはギャンブルですね。私は勝てるとは思ってません。ただ、2着から5着、6着あたりに走ってくれればと期待しています。とてもいい調教はできていますよ」と善戦を願っている。

 香港移籍後は10戦全敗だが、侮れないのは英国での実績。アンドリュー・ボールディング厩舎に所属し、昨年6月にケンプトンパークで行われたG3クラシックトライアルS(AW2000メートル)ではパイルドライヴァー(2着)を破っている。母ファンタジアは09年仏1000ギニーで3着に入り、英米で重賞3勝を挙げた実績馬。香港国際競走の大舞台でベルリンタンゴがどれだけの走りを見せられるか。

出典:日刊スポーツ