香港最強馬ゴールデンシックスティが今年初戦のスチュワーズCへ軽快な走り

2022年01月05日 11:46

 香港マイルを連覇した最強馬ゴールデンシックスティ(セン6、K・ルイ、父メダグリアドーロ)が4日、シャティン競馬場で今年最初のバリアトライアル(実戦形式の調教)に挑んだ。この日の1組目に行われた芝1000メートル(8頭立て)。ヴィンセント・ホー騎手を背に馬なりのまま、軽快な走り。1位入線のウェリントン(昨年のチェアマンズスプリントプライズ覇者)から0秒21差の3位(走破時計59秒41)でゴール前を駆け抜けた。

 今年初戦は23日に行われるスチュワーズC(G1、芝1600メートル、シャティン)の予定。ホー騎手は「いいトライアルでした。一番の目的はしまいを伸ばして、数週間後のレースに向けて、刺激を与えることでした。いい調教になりました。目標のスチュワーズCへ向けて、順調にきています。いい感じですね。フレッシュだし、ハッピーな状態です」と話している。

 ゴールデンシックスティは昨年12月の香港マイルで日本馬を相手に圧勝し、連覇を達成。香港競馬史上最多勝となる19勝目(20戦)を挙げた(※1971年に香港競馬がプロ化されて以降の記録)。現在16連勝中で、スチュワーズCを勝てば、サイレントウィットネスが持っている香港競馬の連勝記録(17連勝)に並ぶことになる。

出典:日刊スポーツ