出世レースの米3歳G2サンヴィセンテS、フォービドゥンキングダムが逃げ切り
2022年02月02日 11:29
現地1月29日、米G2サンヴィセンテステークス(3歳、ダート7ハロン)がサンタアニタパーク競馬場で5頭により争われ、好スタートから主導権を握った3番人気フォービドゥンキングダムが、そのまま後続を寄せつけずに2馬身1/4差で逃げ切った。
クビ差で3頭が連なった2着争いは2番人気のパインハーストが4番人気マクラーレンヴェイルを抑え、前走でデビュー勝ちの1番人気ドッペルゲンガーは4着まで。このレースは1着から5着まで道中の通過順、馬番順通りの決着となった。
フォービドゥンキングダムはR.マンデラ調教師が管理するアメリカンファラオ産駒で重賞初制覇。重賞に初めて挑んだ前走のG3ボブホープステークスでは2着だった。これで通算成績を4戦2勝としている。
サンヴィセンテSはケンタッキーダービーの指定ポイントレースに含まれていないものの、2016年の優勝馬ナイキストがKYダービーを制覇。2020年のナダルもアーカンソーダービーを勝ってKYダービー戦線の有力馬となっている。