マルシュロレーヌは受賞ならず、米最優秀ダート古馬牝馬はレトルースカ

2022年02月11日 12:40

 現地10日、米競馬年度顕彰にあたるエクリプス賞が発表。2021年の最優秀ダート古馬牝馬にノミネートされていた日本調教馬のマルシュロレーヌは選出されなかった。

 マルシュロレーヌは矢作芳人厩舎が管理するオルフェーヴル産駒の6歳牝馬。日本国内では地方交流重賞を4勝していたもののG1勝ちはなかったが、昨年11月の米遠征でG1ブリーダーズカップディスタフを人気薄ながら制し、日本調教馬初の米ダートG1制覇の快挙を達成していた。

 レトルースカはF.グティエレス厩舎に所属するスーパーセイバー産駒の6歳馬。昨年はBCディスタフこそ10着と大敗したが、G1スピンスターステークスなど4つのG1を含む5連勝など、86勝(重賞6勝)の成績だった。