ロシア調教馬のアジュールコースト、UAE2000ギニーで怒とうの差し切り

2022年02月13日 10:33

 G3UAE2000ギニー(ダート1600m)が現地11日にメイダン競馬場で13頭により争われ、後方2番手で先頭から大きく離れて第3コーナーを通過したアジュールコーストが、直線で豪快に末脚を伸ばして鮮やかな差し切りを決めた。

 アジュールコーストは序盤のスピードに乗り遅れて一時は先頭から15馬身ほど離され、最終コーナーでもまだ半分近くの差を残していたが、直線で外から末脚を爆発させると残り100mで先頭に立ち、中団から追撃する2着のキーファーに2馬身差をつけた。

 アジュールコーストはストリートセンス産駒の牡馬で、エンパイアメーカー産駒の母ディバインルールともどもアメリカ生まれながらロシアのP.ヴァシュチェンコ調教師が管理。昨年9月にモスクワでレース後にUAE入りし、12月のメイダン開催から2連勝としている。