4・24香港チャンピオンズデーに日本馬遠征できず コロナ禍でCEO苦渋の決断

2022年03月10日 14:36

 香港ジョッキークラブのウインフリート・エンゲルブレヒト・ブレスゲスCEO(最高経営責任者)は9日、同ジョッキークラブ公式ホームページ内の自身のブログを更新し、4月24日の香港チャンピオンズデーは海外からの遠征を受け入れない方針であることを発表した。同CEOは「(香港が)新型コロナウイルス感染拡大の第5波に直面しており、来月のチャンピオンズデーに招待することはできません」と苦渋の決断を下したことを明かしている。

 香港チャンピオンズデーは春シーズンの香港における国際競走デーとして知られており、クイーンエリザベス2世C(芝2000メートル)、チャンピオンズマイル(芝1600メートル)、チェアマンズスプリントプライズ(芝1200メートル)という3つのG1が同日に行われる。日本馬も過去に数多く参戦。昨年はクイーンエリザベス2世Cをラヴズオンリーユーが制し、1~4着を日本馬が独占していたが、今年は日本馬が遠征できず、地元馬のみで行われることになった。

出典:日刊スポーツ