モーリス産駒の豪2歳馬ヤキイシ、G2のVRCサイアーズプロデュースSで惜しくも3着
2022年03月16日 13:45
現地12日、豪フレミントン競馬場で2歳G2のVRCサイアーズプロデュースステークス(芝1400m)が13頭により争われ、モーリス産駒のヤキイシが単勝81倍の最低人気(12番人気タイ)ながら小差の3着に粘る激走を披露した。
12番枠と外目の枠から出たヤキイシはスタートこそ速くなかったものの、二の足で先頭に立つと軽快に飛ばして直線の残り200mまで1馬身のリード。押し切る勢いだったが最後の50mで2頭に捕まり、1着の1番人気レッツロールザダイスから1.05馬身差、2着の6番人気マンインザミラーからは0.3馬身差の3着に惜敗した。
勝ったレッツロールザダイスはダンディール(その父ハイシャパラル)産駒の牡馬で、3月1日にデビュー勝ちしたばかり。2連勝で重賞初制覇としている。なお、ヤキイシは2月24日のデビュー戦で4着、2戦目の今回も敗れて未勝利ではあるものの、今後に期待を持てる内容を残した。
同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、レッツロールザダイスのD.オブライエン調教師は今後の予定に4月2日のイングリスサイアーズ(ATCサイアーズプロデュースステークス)、2週後のシャンペンステークスの両G1を挙げている。