森師、「藤田氏のため」に1億3000万円でイントゥミスチーフ産駒を落札

2022年03月17日 12:21

 現地15日に開催されたオカラブリーダーズセールス社のマーチセールで、森秀行調教師がこの日の最高価格となる110万ドル(約13000万円)でイントゥミスチーフ産駒の2歳牡馬を落札した。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 ノットフォーラブ産駒の母ザパラは3戦未勝利だったが、産駒には昨年の米G1ハスケルステークスで5着のバッソ(父カイロプリンス)がいるほか、半姉のヘドニストは米G1サンタアニタオークスを勝っている。

 11日の公開調教では1ハロン98をマーク。森師は「父親(イントゥミスチーフ)と、動きが印象的だった」とコメント。さらに「この牡馬は藤田氏のために落札した」と、サイバーエージェント社長の藤田晋氏が同馬のオーナーであることを示唆した。