フォービドゥンラブ、豪G1ジョージライダーSで重賞3連勝

2022年03月20日 14:11

 現地19日、豪ローズヒルガーデンズ競馬場で行われたジョージライダーステークス(3歳以上、芝1500m)は、1番人気のフォービドゥンラブが9頭立ての4、5番手追走から直線で先頭を射程圏に入れると、残り300mから満を持しての仕掛けで1.22馬身抜け出した。

 勝ち馬の後ろから内を突いた2番人気のコレットが2着に続き、さらに0.37馬身差の3着には6番人気のローズオブインディシーズが2番手から流れ込んだ。

 フォービドゥンラブは前走のカンタベリーステークスに続く3度目のG1制覇。重賞は前々走のG2ガイウォーターステークスから3連勝で通算4勝目とした。

 レーシング・ニューサウスウェールズ(RNSW)の公式サイトに掲載されたジョッキー談話によると、フォービドゥンラブのH.ボウマン騎手は「彼女は湿った馬場を本当にエンジョイしていたから、このところ降り続いていた雨の受益者の1頭だね。彼女はパフォーマンスの発揮に雨を必要としないけど、雨があればベストなのは確かだよ」と、この日の道悪馬場(Heavy9)を勝因に挙げている。