スピーカーズコーナー、米G1カーターHをノーステッキで圧勝

2022年04月13日 11:24

 米G1カーターハンデキャップ(4歳以上、ダート7ハロン)が現地9日にアケダクト競馬場で行われ、1番人気のスピーカーズコーナーが序盤の並走状態から第3コーナーで単騎先頭の形を作ると、ノーステッキのまま最後は流す余裕で4馬身1/2差を開き圧勝した。

 序盤に勝ち馬と並走していた4番人気のリインベストメントリスクが2着に粘り込み、2番人気のマインドコントロールは道中と直線で不利が重なるなど、さらに2馬身1/2差の3着までだった。

 スピーカーズコーナーは5馬身半差で圧勝した前走のG2ガルフストリームパークマイルを含む重賞3連勝でG1初制覇(重賞3勝目)。昨年11月にはアケダクト競馬場のリステッド(ダート8.5ハロン)で逃げ切れず惜敗していたが、次戦のG3フレッドW.フーパーステークスで8ハロンに短縮してから一気に台頭してきた。