ビホルダーとテピン、資格取得初年度で米競馬殿堂入り
2022年05月13日 14:00
今年の米競馬殿堂入りメンバーに資格取得1年目だったビホルダーとテピンが選出されたことが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
ビホルダーは2010年生まれのヘニーヒューズ産駒の牝馬。2歳時にG1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズを制したのを皮切りに、3歳時はブリーダーズカップディスタフなどG1を4勝。4歳時はG1ゼニヤッタステークスなどを勝ったものの体調不良などで3戦のみに終わったが、5歳時は牡馬相手のG1パシフィッククラシックを含めて5戦全勝。6歳でもBCディスタフを制すなど通算26戦18勝(G1は11勝)の大活躍で、米競馬年度顕彰のエクリプス賞を4回も受賞した。
テピンはビホルダーと同時期の2010年代前半から半ばにかけて芝路線で走ったバーンスタイン産駒の名牝。本格化したのは4歳となった2015年からで、この年はブリーダーズカップマイルなどG1を3勝。翌16年には欧州遠征での英G1クイーンアンステークスを勝つなど前年からの連勝を8に伸ばした。通算成績は23戦13勝(G1は6勝)、15年から2年連続で最優秀芝牝馬に選出された。
そのほかではヒルズデールやロイヤルヒロイン、O.ホワイト調教師らが選出されている。