ストラディバリウス復活、英G2ヨークシャーCを3年ぶり3度目の勝利

2022年05月14日 11:37

 現地13日、英ヨーク競馬場にてG2ヨークシャーカップ(芝14ハロン)が行われ、L.デットーリ騎乗の古豪ストラディバリウスが3年ぶり3度目の勝利をマークした。

 かつては欧州長距離界の王者として君臨していたストラディバリウスだが、G1勝利は2020年7月にグッドウッドカップを制したのが最後。昨年はG2を2勝したものの英ゴールドカップ4連覇を逃し、秋はトゥルーシャンに2連敗していた。

 しかしこの日は最後の直線でも力強く伸び、2着のサンダラスに1馬身差の勝利を収めた。19年と20年に愛セントレジャーを連覇したサーチフォーアソングはブービーの4着だった。

 J.ゴスデン調教師は今後について、「馬場が悪くならない限りは、いつも通りにアスコット(英ゴールドカップ)へ向かう。その後はグッドウッドだ」とコメント。昨年は4着に敗れた大一番での雪辱を期す意向を示した。