バーイードに完敗のリアルワールド、クイーンアンSで苦渋の再戦へ
2022年05月30日 11:39
現地14日の英G1ロッキンジステークスで無敗の強豪バーイードの2着に敗れたリアルワールドが、ロイヤルアスコット開催でのG1クイーンアンステークスでリベンジを目指すことが分かった。
リアルワールドはロッキンジSでバーイードに3馬身1/4差の完敗。レース後にはS.ビン・スルール調教師が次走ではバーイードの再戦を避けて10ハロンのG1プリンスオブウェールズSに向かうことを示唆していた。
しかしスルール師は「2つのレースを熟考したうえで、今はクイーンアンSに向かうつもりでいる」とコメント。これは現地26日の英G3ブリガディアジェラードステークスを5馬身差で圧勝したベイブリッジがプリンスオブウェールズSに行くことが影響しており、「10ハロンでもリアルワールドはこなせるが、マイルのクイーンアンSも彼には合う」と語った同師は、それでも「バーイードとの再戦は厳しい決断だ」と漏らしている。