トゥルーシャンが酷量67kgを克服! ノーサンバーランドプレートで歴史的勝利

2022年06月26日 11:27

 英ニューカッスル競馬場で現地25日に行われたノーサンバーランドプレート(オールウェザー16.5ハロン)に出走したトゥルーシャンが、約67kg(10ストーン8ポンド)の過酷なハンデキャップを克服して歴史的勝利を収めた。

 20頭立ての一戦で単勝4倍の1番人気に推されたトゥルーシャンは、抜群の発馬から好位で流れに乗ると、馬群の中から迎えた直線では5、6頭が広がる真ん中から力強く抜け出し、食い下がるスピリットミクサー(5番人気タイ)を1/2馬身ねじ伏せた。

 トゥルーシャンは堅い馬場を嫌ってロイヤルアスコット開催を回避し、やむを得ない形でノーサンバーランドプレートに出走したが、昨年は6着に敗れたハンデ戦で雪辱。これで5連勝としている。なお、この一戦でトゥルーシャンが負担したハンデは次位より約8.5キロ重く、2着馬とは約12.5kgもの斤量差があった。

 主戦のH.ドイル騎手は「非現実的だわ。彼をしっかりと追ったけど、いつもはする必要がないの。彼が勝つ時は激しく競わなくて楽に勝ってしまうから。彼は競りにいったし、あんな姿は初めて見たけど、彼は耳で後ろの様子を探りながら真剣勝負をしていた。彼は負けまいとしていた」とトゥルーシャンの勝負根性を称賛してる。

 なお、同日付けの英競馬メディア『racingpost.com』によると、レースで10ストーン8ポンドものハンデを負担して平地レースを勝った馬は1833年以降で初の偉業。同じ重さのハンデでレースに出走した馬も1988年以降では1頭しか存在しないとのこと。

 トゥルーシャンの共同オーナーの1人は次戦にG1グッドウッドカップ(7月26日)を挙げている。