​仏ダービー2着のエルボデゴン、みたびの仏遠征でパリ大賞へ

2022年06月30日 11:25

 現地6月5日のG1仏ダービーで2着だったエルボデゴンが、次走に7月14日の仏G1パリ大賞を予定していることが分かった。

 J.ファーガソン厩舎のコディアック産駒エルボデゴンは英国調教馬だが、2歳時から積極的にフランスへ遠征。G1クリテリウムドサンクルーなど重賞を2勝した。今年は初戦だった5月の英G2ダンテステークスで7着後に再びフランスへ渡り、仏ダービーでは勝ったヴァデニにこそ5馬身離されたものの2着と善戦した。

 ファーガソン調教師は「私たちが対戦を避けたかった何頭かは(6月25日の)愛ダービーに出たり、(7月2日の)エクリプスステークスや(同23日の)キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに向かう見込みだ」とコメント。

 さらに「願わくば、エルボデゴンともっとも相性のいいフランスで、そして最も重要な要素であろう雨の降る可能性が高い馬場で勝負できるような選択肢を残しておきたい」と、パリ大賞が日程的に手薄になることや馬場状態を考慮してのフランス遠征であることを明かしている。