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仏ダービー2着馬エルボデゴン、今年後半の豪州遠征浮上も調教師は白紙強調

2022年06月09日 11:19

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 G1仏ダービーで2着と善戦したエルボデゴンを擁するJ.ファーガソン調教師は、同馬の今後のローテーションについてはまだ白紙であると語った。

 コディアック産駒のエルボデゴンは2歳時に仏G1クリテリウムドサンクルーを勝ったが、3歳初戦だった英G2ダンテステークスで後の英ダービー馬デザートクラウンに完敗の7着。しかし続く仏ダービーでは勝ち馬ヴァデニにこそ5馬身差をつけられながらも、仏2000ギニー馬モダンゲームズとの2着争いには競り勝った。

 ファーガソン調教師は「仏ダービーのようなレースで2着になれことはとても大きい」「彼は自分を疑っていた者が間違っていたと証明したと思うし、彼が復調したのを見るのは素晴らしいことだ」とコメント。

 エルボデゴンはロイヤルアスコット開催での英G2キングエドワード7世ステークスや、G1愛ダービー、G1エクリプスステークスに登録している。オーナーサイドがオーストラリア人であることから今年後半の豪州遠征の可能性もある。

 ファーガソン師は全ての選択肢はオープンだとしたうえで、「決定は完全にオーナーが下すものだし、(豪州遠征については)まだ何の話し合いもしていない」と語っている。