エクリプスSで騎乗停止のスミヨン騎手が不服申し立て

2022年07月06日 11:40

 エクリプスステークスの入線後、不注意騎乗により騎乗停止処分を下されたC.スミヨン騎手が不服を申し立て、現地14日にヒアリングが行われることになった。

 エクリプスSではヴァデニを大外からの差し切りで勝利に導いたスミヨン騎手だが、入線直後にガッツポーズを繰り出した際、ヴァデニを内へ斜行させてネイティヴトレイルとロードノースの進路をカット。両馬の騎手が落馬寸前となる事象を引き起こしたことにより、スミヨン騎手には7月16日から27日まで12日間の重い処分が下された。

 今回の不服申し立てについてスミヨン騎手は英国の世話役を通じて声明を発表し、その概要として「私に対する厳しく長い処分に対して不服申し立てを行う」と記されている。

 なお、ランカシャーオークスで5日間の騎乗停止処分を受けたR.ハヴリン騎手も不服申し立てを行う意向だったが、英国競馬統括機構(BHA)の再審査により処分は取り消しとなっている。