ゴールデンシックスティが2季連続の香港年度代表馬、パートン騎手はリーディング奪還

2022年07月17日 10:46

 2021/22シーズンの香港年間表彰が現地15日に香港ジョッキークラブ(HKJC)により発表され、年度代表馬には2季連続でゴールデンシックスティが輝いた。

 今季のゴールデンシックスティはサイレントウィットネスの記録に並ぶ17連勝が懸かるG1香港スチュワーズカップでまさかの黒星を喫するなど2敗したものの、香港マイルとコロナ禍で地元勢同士の顔合わせとなった香港チャンピオンズマイルを快勝。G1レース2勝を含む計6戦4勝でシーズンを終えていた。また、ゴールデンシックスティは最優秀マイラーを2季連続、ファン投票による「Most Popular Horse of the Year」も3季連続での受賞となった。

 この他、主要部門では最優秀スプリンターにウェリントン、最優秀ステイヤーにロシアンエンペラー、最優秀中距離馬と最優秀4歳馬にはロマンチックウォリアーが選出された。

 なお、香港競馬は現地16日のシャティン開催でシーズンを終了。Z.パートン騎手とJ.モレイラ騎手が132勝の相星で最終日を迎えたが、パートン騎手が4勝の固め打ちでモレイラ騎手を突き放し、2季ぶり5度目となる最多勝利騎手のタイトルを手にした。また、F.ロー調教師が自身初の最多勝利調教師に輝いている。