6月にG1仏オークスを制したナシュワが、現地28日の英G1ナッソーステークス（3歳以上牝馬、芝10ハロン）に向けて順調に調整を進めている。

　J＆T.ゴスデン厩舎のナシュワはフランケル産駒。英オークスではチューズデーとエミリーアップジョンに続く3着どまりだったが、中1週で臨んだ6月19日の仏オークスでH.ドイル騎手に女性初の欧州クラシック制覇の栄誉をもたらした。

　T.ゴスデン調教師は「ナシュワはフランスから帰った後も至って順調だ」と状態に太鼓判。さらに「ホリー（ドイル騎手）は特にフランスでは素晴らしい騎乗何度か見せてくれている。グッドウッド（でのナッソーS）でもその万能性を発揮してくれることを期待しているよ。彼女が優秀な騎手だということはみんな知っているんだ」と、引き続き手綱を取るドイル騎手にも信頼を寄せていた。