素質馬ルクセンブルクが復活勝利、次走は愛チャンピオンS

2022年08月16日 11:20

 現地13日、愛カラ競馬場にてG3ロイヤルホイップステークス(芝10ハロン)が行われ、一時は英ダービー候補と目されていたルクセンブルクが復帰戦を勝利で飾った。

 ルクセンブルクはA.オブライエン厩舎のキャメロット産駒。デビュー3連勝で英G1フューチュリティトロフィーを制覇したが、今年は4月のG1英2000ギニーで3着後の脚部不安のため英ダービーには出走できなかった。

 久々の実戦となったこの日は中団待機から直線残り1ハロン手前で先頭に立ち、最後は唯一追い込んできたアンシニュエンドウと後続を離しての叩き合いとなったが、これをクビ差で制した。

 オブライエン調教師によると、次走は9月10日のG1アイリッシュチャンピオンステークスの予定。大手ブックメーカー『コーラル』は同レースでのルクセンブルクの前売りオッズを6倍にカットした。なお10月の仏G1凱旋門賞でのオッズは15倍のままとなっている。