米G1デルマーオークス、ロイヤルアスコット開催から帰国初戦のスペンダレラが圧勝

2022年08月21日 13:48

 現地20日、米デルマー競馬場で3歳牝馬による芝のG1デルマーオークス(9ハロン)が13頭により争われ、好位を固めた人気の3頭が上位を独占。1番人気のスペンダレラが2着の2番人気ベラベルに4馬身1/2差をつけて完勝した。

 前で飛ばす2頭から3馬身ほど離れた3番手を単騎追走したスペンダレラは、第3コーナーから仕掛けて直線に先頭で入り、背後の5番手でマークしたベラベルを一方的に突き放してゴール。さらに1馬身1/4差の3着には先頭で飛ばした3番人気カイロメモリーズが粘り込んだ。

 日本生まれのカラコンティを父に持つスペンダレラはG1初制覇。4月のG2アパラチアンステークス勝ちから前走は英ロイヤルアスコット開催のG1コロネーションステークスに遠征してインスパイラルの前に初黒星を喫したが、帰国初戦を鮮やかに飾って通算成績を5戦4勝(重賞3勝)としている。