米G2デルマーH、ゴールドフェニックスが接戦制す

2022年09月08日 11:39

 現地3日、米デルマー競馬場にてG2デルマーハンデキャップ(芝11ハロン)が行われ、F.プラ騎乗のゴールドフェニックスが接戦を制した。

 レースはトップハンデタイのティズアマジシャンが逃げ、もう1頭のトップハンデで1番人気のマスターピースは中団待機。彼らより5ポンド軽い2番人気ゴールドフェニックスは後方2、3番手に控える。

 直線では内を突いたダイシーモーチャラがいったんは先頭に立ったが、外からマスターピースとゴールドフェニックスが猛追。最後はアタマ差でゴールドフェニックスに軍配が上がった。

 P.ダマート厩舎のゴールドフェニックスはアイルランド生まれの4歳せん馬でロペデヴェガ系ベラード産駒。昨年2月にイギリスでデビュー勝ちしただけでアメリカへ移籍し、今年4月のG2チャールズウィッティンガムステークスで3着と善戦。今回が待望の重賞初制覇となった。