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米G2エディーリードS、マスターピースが米移籍後初の重賞制覇

2022年08月02日 11:42

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 現地31日、米デルマー競馬場でG2エディーリードステークス(芝9ハロン)が行われ、伏兵マスターピースが下馬評を覆して快勝した。

 レースは昨年のG1ハリウッドダービー勝ち馬で1番人気のビヨンドブリリアントと、5月のG1シューメイカーマイルステークス3着のマスターオブフォックスハウンズが3番手以下を離してハナ争いを展開。

 結果的に両馬を含めた先行勢は総崩れとなり、前半は後方で脚をためて最終コーナーでは内をすくって進出したマスターピースが直線半ばから独走状態に。遅れて追い込んできた2番人気ホンコンハリーを3馬身1/4差で下した。マスターオブフォックスハウンズは5着、ビヨンドブリリアントは6着に沈んだ。

 チリ生まれのマスターピースはマスタークラフツマン産駒の6歳馬で、2020年秋にアメリカのC.ブラウン厩舎へ移籍。さらに翌年8月にM.マッカーシー厩舎へ転厩し、これまで重賞ではG2での2着が最高だったが、ようやく待望の米重賞初制覇を達成した。