​注目2歳馬メディテイトに初黒星、愛G1モイグレアスタッドSでタヒーラに完敗

2022年09月12日 16:35

 現地11日、愛カラ競馬場にてG1モイグレアスタッドステークス(2歳牝馬、芝7ハロン)が行われ、デビュー4連勝中だった大本命馬メディテイトが初黒星を喫した。

 メディテイトは大外枠から先頭争いに加わり、残り2ハロン過ぎで満を持してスパート。一時は後続を引き離したが、馬群から唯一伸びてきたタヒーラが残り0.5ハロン付近で並ぶ間もなくメディテイトをかわし、2馬身1/4差で快勝した。

 D.ウェルド厩舎のタヒーラはシユーニ産駒でアガ・カーン殿下の所有馬。半姉に米ブリーダーズカップターフなどG1を3勝し、昨年の仏G1凱旋門賞で2着だった名牝タルナワ(父シャマーダル)がいる。

 愛ゴールウェイ競馬場での7ハロン戦を5馬身半差でデビュー勝ちし、2戦目でG1勝ち馬となったタヒーラに対し、大手ブックメーカー『ベットフェア』は来年の英1000ギニーの前売りオッズを4倍に設定している。