芝で無敗のレベルスロマンスが独G1オイロパ賞も制す、次はBCターフに挑戦か

2022年09月26日 13:50

 現地25日、独ケルン競馬場でG1オイロパ賞(芝2400m)が行われ、1番人気に推されていたW.ビュイック騎乗のレベルスロマンスが芝転向後の連勝を4に伸ばした。

 7頭立ての大外枠から出たレベルスロマンスは後方2番手に控え、2番人気の独ダービー馬サンマルコは3番手の好位から。隊列に大きな変化なくレースは進み、迎えた直線でレベルスロマンスは馬群に突っ込むようにスパートする。

 内ラチ沿いへと斜めに進路を取りながら伸びたレベルスロマンスは、外から先頭に立っていたサンマルコを残り200メートル付近でかわし、3/4馬身差の勝利を収めた。

 C.アップルビー厩舎のレベルスロマンスはドバウィ産駒の4歳馬で、昨年3月にダートのドバイG2、UAEダービーを制覇。今年6月からは芝に転向し、前走の独ベルリン大賞でG1初勝利を手にするなど、今回も含めて芝では無傷の4連勝としている。

 アップルビー調教師はゴドルフィンの公式サイトにて、「芝で無敗を維持している彼については、米G1ブリーダーズカップターフへの遠征も視野に入れている」と今後について語っていた。