短距離路線からBCマイル挑戦のキンロス、外枠は「痛い」とベケット師
2022年11月04日 12:00
欧州の短距離路線でG1を2連勝中のキンロスは、米遠征では8ハロンのG1ブリーダーズカップマイルに挑戦。R.ベケット調教師は馬の状態には自信を見せたが、最大14頭立ての13番枠を引いたことには「痛い」と本音をもらしている。
キングマン産駒の5歳馬キンロスは、芝1400メートルの仏G1フォレ賞、芝6ハロンのG1英チャンピオンズスプリントステークスを制しており、出走取消の英G1スプリントカップを除いて重賞4連勝中。BCマイルでは同じ欧州遠征組のモダンゲームズに次ぐ前売り2番人気に推されている。
現地1日の調教を確認したベケット調教師は「馬の調子はよく見えるし、輸送もうまくいった」とコメント。「枠順は痛いが、それに関してできることは何もない」「馬場には満足しているよ。この馬はヨークの高速馬場で勝っているしね」と語っていた。