【BCフィリー&メアSP】10着チェーンオブラブ引退、米で繁殖入りへ
2022年11月07日 10:40
<BCフィリー&メアスプリント>◇5日(日本時間6日)=キーンランド(米ケンタッキー州)◇G1◇ダート1400メートル◇3歳上牝◇出走12頭◇1着賞金52万ドル(約7800万円)
日本から参戦したチェーンオブラブ(牝5、小笠)は10着に敗れた。道中は中団後方を追走。4角では内を通って追い上げを図ったが、伸び切れなかった。
小笠師は「10着という結果は残念でしたが、ここまで来る過程で多くの方の協力を得ながら順調にレースを迎えることができ、チェーンオブラブは全力を出し切ってくれたと思います。彼女はこのレースで引退し、このままアメリカで繁殖に入る予定です。良い子を出してくれることを期待しています。ブリーダーズカップに送り出していただいた前田幸治オーナー、チームノースヒルズの皆さま、今回の遠征に協力いただいた関係各位、そして日本から応援していただいたファンの皆さま、本当に感謝しております。ありがとうございました」と、ラストランだったことを明らかにした。
騎乗したW・ビュイック騎手は「スタート後、チェーンオブラブはいいポジションを取ってくれました。日本やサウジアラビアと異なる粘土質のダートのキックバックがこたえたようでしたが、最後まで頑張ってくれました。応援ありがとうございました」と感謝した。
勝ったのは1番人気のグッドナイトオリーブ(牝4、C・ブラウン)。直線で力強く抜け出して6連勝。前走のバレリーナHに続きG1連勝を飾った。