落馬負傷のバデル騎手、香港国際競走の騎乗は絶望的

2022年11月23日 12:39

 20日の香港シャティン開催で落馬負傷したA.バデル騎手が、1カ月前後の療養を要するため12月11日の香港国際競走では騎乗できない見込みとなった。バデル騎手は20日の第9レースで落馬し、肩の脱臼と足首にケガを負っていた。

 現地22日付けの『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)によると、バデル騎手は「今日、足首の手術を受けるけど非常に軽度だよ。足首だけならだいたい2週間で復帰できるから簡単に治ると思う」「肩に4週か5週を要すみたいだけど手術は不要なんだ。専門家が言うには4週間も必要ないかもしれない」と状況を説明している。

 なお、バデル騎手は12月7日のインターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップに選出されていたが、戦線離脱によりM.チャドウィック騎手が繰り上がりとなる。

 また、バデル騎手が20日のジョッキークラブスプリントで騎乗していたウェリントンもレース後の獣医検査で右後肢の跛行が判明。香港スプリントに出走するには再検査をクリアする必要がある。