​オルティスJr.騎手、北米の年間ステークス最多勝記録を更新

2022年12月06日 12:10

 現地3日、米アケダクト競馬場でG3ゴーフォーワンドステークス(3歳以上牝馬、ダート8ハロン)が行われ、I.オルティスJr.騎手がドクタービーで圧勝。北米新記録となる年間77度目のステークス勝ちを達成した。

 序盤からハナを切ったリアムズマップ産駒の4歳馬ドクタービーは抜群の手応えのまま直線へ。追いすがる1番人気のバンクスティングを寄せ付けず4馬身1/4差の逃げ切り勝ちを収め、通算16戦目での重賞初挑戦で初勝利を手にした。

 この勝利でオルティスJr.騎手は、殿堂入りジョッキのーG.ゴメス騎手が2007年に残した年間ステークス76勝の記録を更新。米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、「最高の気分だ。ゴメスは偉大な騎手で、ベストジョッキーのひとりだった。私はこの競馬というスポーツを愛しているし、これまで支えてくれた調教師やオーナーたち、そして代理人に感謝をささげる」と話している。