橋詰大央騎手と浅野一哉騎手、NZ牝馬G2カルイスズSで2着争い

2022年12月11日 11:05

 現地10日、ニュージーランドのテラパ競馬場で牝馬G2カルイスズステークス(芝1600m)が行われ、単勝1.5倍の人気を集めたシナラーマが4馬身突き抜けて圧勝。2着に橋詰大央騎手の4番人気ルサブリエ、さらに0.5馬身差の3着には浅野一哉騎手の5番人気シルヴァリナが続いた。

 7頭で争われたレースはシナラーマが逃げ馬の背後をキープ。外で2番手のシルヴァリナ、その後ろにいたルサブリエら2頭が先に動くと、シナラーマは前に出た4頭のさらに外を回って直線の残り200mから抜け出した。内目を守ったシルヴァリナは残り100m付近まで2番手も、最後にルサブリエが捕らえて2着争いを制した。

 シナラーマはダーシブラーマ(父デインヒル)産駒の8歳牝馬で3度目の重賞制覇。このレースでは2年前に4着だったが、2戦後にはG1ソーンドンマイルで名牝メロディベルの2着に善戦した。その後も勝ち切れないレースが続いたものの、今年2月にリステッドで2年ぶりの白星を手にすると、2戦後の重賞初勝利から今回まで6戦連続の重賞入着で充実した姿を見せている。