現地19日、ニュージーランドのプケコヘパーク競馬場でG2オークランドサラブレッドブリーダーズステークス（牝馬限定、芝1400m）が行われ、日本人の橋詰大央騎手が2番人気のモルトタイムに騎乗して参戦。勝ち馬をマークして進むも5頭一線の2着争いの中で3着に敗れた。

　モルトタイムは五分の発馬から後方に控え、1番人気のダーシラベラを背後でピタリとマーク。最終コーナーで外へ向かったダーシラベラが馬群の中へ切り返すと、モルトタイムはそのまま大外へ振られる形になって突き放され、巻き返しも及ばなかった。

　ロスを防いだダーシラベラが2着のエクスプレスプリンセス（5番人気）に2.8馬身差をつけて快勝し、モルトタイムはさらに0.4馬身差の3着だった。

　ダーシラベラはダーシブラーマ産駒の5歳馬で、前走のG3タラナキブリーダーズステークスから連勝で重賞2勝目。これで通算成績を16戦10勝とした。