【香港カップ】香港ダービー馬ロマンチックウォリアー、2着のダノンザキッドら圧倒して日本勢からタイトル奪還

2022年12月11日 20:30

 現地11日にシャティン競馬場で行われたG1香港カップ(3歳以上、芝2000m)は、中団を追走した地元のダービー馬ロマンチックウォリアー(1番人気)が、日本のダノンザキッド(6番人気)に4馬身1/2差をつけて圧巻の勝利を収めた。勝ち時計は15970GOOD)。

 さらに3/4馬身差の3着には10番人気のマネーキャッチャーが続き、ダノンザキッド以下の日本調教馬は4番人気ジオグリフが6着、2番人気ジャックドールは7着、5番人気のレイパパレも9着に完敗。3番人気のパンサラッサは逃げたものの10着に沈んだ。

 現地でも注目のパンサラッサは逃げこそしたもののゲートのタイミングが合わず、抜群のスタートを決めたロマンチックウォリアーから2馬身ほど遅れる格好。外のカーインスター(11番人気)を制して先頭を取り切ったのは第2コーナーの手前付近だった。最内枠のレイパパレが積極的にパンサラッサを追い掛ける一方、ロマンチックウォリアーは先頭から45馬身ほどの位置に引き、その内にジャックドールがつけて中間点を通過した。

 パンサラッサは1200m11238と、天皇賞(秋)より3秒余り遅いペースで通過。これに離れず続く後続のプレッシャーも厳しく、直線早々に馬群に飲み込まれた。これに対してロマンチックウォリアーは前方4頭の外を回す安全策で楽々と進出。残り300mで先頭をうかがうと大きなストライドでリードを広げ、鞍上のJ.マクドナルド騎手が内馬場のビジョンを確認する余裕とともにゴールした。

 日本勢は前へ行った馬ほど苦しいレースとなり、ジオグリフはジャックドールの背後から直線で内に切り替えるも上位争いに加われず。一方、先頭から8馬身ほどの後方4番手で第3コーナーを迎えたダノンザキッドは、直線入口でロマンチックウォリアーの背後に進路を見つけて末脚を伸ばし、道中はレイパパレと並走していたマネーキャッチャーを最後の50mで捕らえた。

※人気は日本発売分