ペガサスWCターフ3連覇を狙うカーネルリアム、前哨戦回避で仕切り直しへ
2022年12月16日 11:33
来年1月末に行われる米G1ペガサスワールドカップターフの3連覇を目指しているカーネルリアムだが、その前哨戦に予定していた現地15日の一般戦を回避した。
カーネルリアムは昨年のペガサスWCターフでワンツーフィニッシュを決めた同じD.プレッチャー厩舎のネバーサプライズドと共にガルフストリームパーク競馬場での芝7.5ハロン戦にエントリーしていた。
しかしカーネルリアムは13番枠、ネバーサプライズドも14番枠と揃って外枠を引いたことから、プレッチャー調教師は両馬とも回避を決めた。米競馬メディア『Daily Racing Form』によると、同師は仕切り直しのひと叩きに12月31日のG2フォートローダーデールステークスを挙げているという。
カーネルリアムは昨年のペガサスWCターフを前年末のトロピカルパークダービー(リステッド)からの連勝で制覇。今年は前年6月のG1マンハッタンステークス8着からの休み明けで2連覇を達成した。ネバーサプライズドも今年の2着はトロピカルダービー1着からだった。
なおカーネルリアムは3月のG1ドバイターフ9着、ネバーサプライズドも3月の米G3カナディアンターフステークス5着を最後に実戦から遠ざかっている。