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カーネルリアムが米G1ペガサスWCターフを連覇、プレッチャー師は2年連続ワンツー

2022年01月30日 13:02

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 現地29日、米ガルフストリームパーク競馬場で行われたG1ペガサスワールドカップターフ(4歳以上、芝9ハロン)は、1番人気のカーネルリアムが好位キープから直線半ばで抜け出し、2着に1馬身差をつける横綱相撲で連覇を果たした。

 先頭から3馬身圏内の4番手で馬群の外を追走したカーネルリアムは、第3コーナーから進出を開始。逃げる2番人気ネバーサプライズドに最終コーナーで並び掛けると直線半ばでねじ伏せた。ネバーサプライズドが2着に粘り込み、さらに1/2馬身差の3着には6番人気のスペーストラベラーが第3コーナーでの最後方から内を突いて追い込んだ。

 カーネルリアムはペガサスWCターフ連覇で通算3度目のG1制覇。昨年はペガサスWCターフ後に5月のG1ターフクラシックステークスまで重賞を3連勝するも、6月のG1マンハッタンステークスで8着に敗れて休養入りし、今回は約8か月ぶりの実戦だった。

 T.プレッチャー調教師はペガサスWCターフで2年連続のワンツーフィニッシュを果たすとともに、ペガサスWC(ライフイズグッド)とのダブル制覇を達成。同日付けの米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、プレッチャー師はネバーサプライズドが逃げてカーネルリアムが好位から続く展開は想定通りとし、「彼(カーネルリアム)が思ったより近い位置にいる感じもしたけど、アイラッド(オルティスJr.騎手)が望む正しい位置だったということだね」とコメントしている。