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ライフイズグッドが圧逃! 米G1ペガサスWCでニックスゴーを寄せつけず

2022年01月30日 12:37

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 米G1ペガサスワールドカップ(4歳以上、ダート9ハロン)が現地29日にガルフストリームパーク競馬場で行われ、1番人気のライフイズグッドが発馬を決めて主導権を握ると、後続の追撃を寄せつけずに3馬身1/4差で逃げ切った。

 単勝1.8倍の支持を集めたライフイズグッドは五分の発馬から二の足速くハナに立ち、半マイルを46秒35で通過。2番手で追い掛ける単勝1.9倍の2番人気ニックスゴーから最大5馬身余りのリードを奪って飛ばす。そのままリードを保って直線に入ると鞍上のI.オルティスJr.騎手からステッキを一発受け、後は見せムチだけでゴール前は流す余裕があった。

 ニックスゴーは最終コーナーから4番人気スティレトボーイと馬体を併せる格好になり、これを振り切るのが精一杯で2着。満6歳の誕生日に迎えた引退レースを勝利で飾ることはできなかった。スティレトボーイはさらに1馬身差の3着に続いている。

 同日付けの米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、ライフイズグッドのT.プレッチャー調教師は「(自身が調教した中で)彼ほどの馬がいるとは思えない」「彼は飛び切り特別で、速さとそれを持続する比類のない能力を持っている」と絶賛。気になる今後について「決定を急がない」としつつ、10ハロンへの距離延長も問題ないという見解を示している。

 一方、敗れたニックスゴーのB.コックス調教師は、控えるのは次善の策(プランB)だったとして「プランA(先頭でリードを奪う)で行きたかったが実行できなかった。彼は頑張ったが、それでも足りなかった。勝ち馬が凄く、凄く良かったよ」とライフイズグッドを称えている。