ロンジンワールドレーシングアワード2022、フライトラインが最強値のレーティング140!

2023年01月18日 12:10

 2022ロンジンワールドレーシングアワードが現地17日に英国・ロンドンのバンケティングハウスで催され、「ワールドベストレースホース」「ワールドベストレース」の最終順位が発表。引退レースのブリーダーズクラシックを圧勝するなど米ダート戦線を席巻したフライトラインが世界最強馬の座を射止めた。

 フライトラインは2012年のフランケルに並ぶレーティング140(ダート中距離)に認定。2022年の「ワールドベストレースホース」だけではなく、史上最高の評価を受けたことになる。また、フライトラインが制したBCクラシックもレースレーティング126.752022年の「ワールドベストレース」に輝いている。

 ワールドベストホースの2位は芝中距離でレーティング135を獲得した英国のバーイード、3位にはレーティング126で日本のイクイノックス(芝長距離)と豪州のネイチャーストリップ(芝短距離)が並んだ。

 ワールドベストレースはレーティング124.75で英チャンピオンステークスが2位、同124.25でフランスの凱旋門賞が3位に続いている。

 イクイノックス以外の日本関連では、芝長距離でレーティング124のタイトルホルダーが、同カテゴリーのパイルドライヴァー(英国)とトルカータータッソ(ドイツ)、芝中距離のロマンチックウォリアー(香港)や芝マイルのゴールデンシックスティ(香港)らとともに8位タイ。芝長距離でレーティング123のヴェラアズールは、同じくアルピニスタやデザートクラウン(ともに英国)、芝マイルのカリフォルニアスパングル(香港)らと並んで16位に評価された。

 また、日本のレースでは皐月賞(芝中距離)がレーティング121.00を記録し、ドバイワールドカップ(ダート中距離)とともに15位タイで最高。レーティング120.75のジャパンカップ(芝長距離)と天皇賞(秋)(芝中距離)が17位タイ、同120.50の有馬記念と日本ダービー(ともに芝長距離)が、ドバイシーマクラシック(芝長距離)や英エクリプスステークス(芝中距離)と並んで19位となっている。

 なお、すでに発表済みの「ワールドベストジョッキー」はJ.マクドナルド騎手が初受賞した。