豪2歳重賞ブルーダイヤモンドプレリュード、ゴドルフィンが牡・セン馬と牝馬のW制覇

2023年02月15日 12:50

 豪ラドブロークスパーク競馬場で現地11日、2歳重賞のブルーダイヤモンドプレリュード(芝1100m)が牝馬限定のG2と牡・セン馬対象のG3に分かれて行われ、牝馬は6番人気のエクスプロアリング、牡・セン馬は2番人気のバーバーと、ともにJ.カミングス調教師の管理するゴドルフィンの所有馬が制した。

 牝馬戦はエクスプロアリングが抜群の発馬から外のパーティーフォートゥー(3番人気)を制してハナへ。そのまま迎えた直線では食い下がる後続を突き放し、パーティーフォートゥーをノーステッキのまま1馬身差に封じた。ブレイズンボー産駒のエクスプロアリングは1月1日にデビュー勝ちを飾り、2戦目の前走はG3ブルーダイヤモンドプレビューで4着だった。

 また、バーバーは3番手で流れに乗ると直線の追いくらべから残り100mで先頭に立ち、後方から追い上げるリトルブローズ(3番人気)を振り切った(0.3馬身差)。バーバーはエクシードアンドエクセル産駒の牡馬で、昨年10月22日のデビュー勝ちから無傷の3連勝で重賞初制覇としている。

 なお、レース翌日の豪競馬メディア『racing.com』によると、カミングス師が両馬を今月25日のG1ブルーダイヤモンドステークスに向かわせる意向であることを報じている。