現地11日、豪ローズヒルガーデンズ競馬場でG2ファーラップステークス（3歳牝馬、芝1500m）が行われ、J.マクドナルド騎乗のズーガッチャがG1馬の貫録を示した。

　前とやや離れた4番手で機をうかがっていたズーガッチャは、直線残り300メートルを切ったあたりでスパート。逃げ粘るグリントオブシルバーを残り100メートルでかわし、そのまま0.95馬身差の勝利を収めた。

　昨季にゴールデンスリッパーステークスなどG1を2勝して豪2歳王者となったファイアバーンは4着どまりで復活はならなかった。

　C.ウォーラー厩舎のズーガッチャはズースター産駒。重賞3連勝で昨年10月のG1フライトステークスを制しており、休み明けだった前走のG1サラウンドステークスは4着だったが、叩き2戦目でしっかり巻き返した。