香港G2スプリントCはラッキースワイネスが順当勝ち、安田記念へ遠征の可能性も
2023年04月11日 13:00
現地9日、香港のシャティン競馬場でG2スプリントカップ(芝1200m)が行われ、ラッキースワイネスが圧倒的な1番人気に応えた。
スタートが今ひとつだったラッキースワイネスだが、後方2番手から前方3番手まで素早く進出。残り150メートル付近からはウェリントンとの一騎打ちとなり、これを1馬身差で制した。
3着はさらに2馬身差でマスターエイト。3番人気のクーリエワンダーはブービーの6着に終わった。
ラッキースワイネスは昨年末のG1香港スプリントこそ6着と崩れたが、年明けはG1センテナリースプリントカップ、G1クイーンズシルバージュビリーカップの両G1を含む4連勝となった。
香港ジョッキークラブの公式サイトによると、ラッキースワイネスは次走のG1チェアマンズスプリントプライズ(今月30日)の後、6月のG1安田記念に遠征する可能性がある模様。これまでは短距離路線を進んできた同馬だが、K.マン調教師は「1400メートルの前走が強い勝ち方だった」と距離延長に自信を見せており、来日へ向けてオーナーと協議すると語っている。