賞金100万ドルの米G2オークローンH、プロクシーが最後方から混戦を制す
2023年04月23日 13:12
賞金総額100万ドルとG1レース並みの米G2オークローンハンデキャップ(4歳以上、ダート9ハロン)が現地22日にオークローンパーク競馬場で7頭により争われ、3番人気のプロクシーが直線入口の最後方からゴール前の混戦をアタマ差で制した。
道中は先頭から3馬身ほどの4、5番手で前年の覇者ラストサムライ(2番人気)と並走していたプロクシーだが、第3コーナーでペースが上がると反応が鈍く、馬群の大外を回りながら直線入口では最後方まで後退。しかし、そこから末脚に勢いがついて猛然と追い上げ、ラチ沿いキープで先頭争いを演じるラストサムライを際どく差し切った。
さらにハナ差の3着に4番人気のスティレトボーイが逃げ粘り、1番人気のチャージイットは3番手追走も先頭から4馬身余り後れて5着に敗れた。
タピット産駒の5歳牡馬プロクシーは昨年11月のG1クラークステークスに続く2度目の重賞制覇。前走のG1サンタアニタハンデキャップでは1着のスティレトボーイより1ポンド重いハンデでクビ差の2着に敗れ、今回は同じ122ポンド(約55.5kg)のハンデだった。